ミニマリストになろうと決意をした時に、まず手放したものはテレビでした。
最初はテレビを手放すのに抵抗があり、勇気を出して業者に引き取ってもらったのを覚えています。
後日、友人にテレビを捨てたことを伝えたら「お前正気か?」「頭おかしくなったのか?」と言われました。
確かに今の世の中、テレビを持っていない人はほぼいませんし、彼の言い分も理解出来ます。
ですが、今の僕からしたら、逆にテレビを持っている人に対して「テレビって必要なの?」「テレビっている?」と質問したいくらいです。
ミニマリストだからではなくそもそもテレビを見ていなかった

ミニマリストを意識する前からテレビを見ていなかったんですよね。
なんというか根本的にテレビ番組ってつまらないなと思っていました。
バラエティ番組を見ても、芸人さんがオーバーなリアクションを取ってウケを狙ってたりするのを見ても、寒いなぁと思ったり。
放送されているドラマもありきたりな内容ばっかりで目新しいものがなくて、いまいち頭に入ってこない。
ニュース番組は見る価値があると思いますが、ネットでもニュースは確認出来るので特別見る必要がないですし。
アニメもアマゾンプライムやニコニコ動画でも最新の作品を見ることが出来ますから問題なし。
テレビなしの部屋に住んでいる人は意外と多い
ミニマリストに限った話ではなく、部屋にテレビの無い人って実は増えてるんですよね。
僕の様にテレビはつまらないと感じて捨ててしまったり、NHKの受信料を払いたくないために捨てたり、ミニマリストの様にすっきりとした部屋にしたいから、といった理由でテレビなしの生活をしているんです。
テレビなしのインテリア実例 | RoomClip(ルームクリップ)
テレビを捨てて良かったこと
テレビを捨てたことにより、僕が実感しているメリットがいくつかあります。
これを見るとあなたもテレビを捨てたくなるはずです。
無駄な時間の消費が無くなる

家に帰ってまずすることと言えば、テレビをつけることじゃありませんか?
テレビをまだ持っていた頃、僕ももちろん家に帰ったらまずテレビをつけていました。
テレビを見ながらダラダラとご飯を食べたり、スマホいじってみたり。
就寝時間になったらテレビを消して、部屋の電気を消して就寝。
そんな感じで部屋にいる時間は常にテレビをつけていました。
テレビをつけた状態のままだと、テレビを見ながら何かをする生活スタイルですね。
勉強や作業に集中したいけど、ついテレビに気を取られてしまい、テレビを見つつダラダラと作業を進めて時間を大幅に使ってしまうのです。
集中すれば本当は1時間で終わるものが、テレビのながら見で2時間、3時間かかってしまったりとか。
テレビを捨てると、こんな風にテレビのながら見で無駄に時間を消費することはなくなります。
テレビの代わりにネットから情報を得るようになる

「テレビ無かったらニュースとかどうするんだよ!」とツッコミを入れたくなると思います。
昔であればテレビが無いとリアルタイムで情報を得ることは難しかったはずです。
ですが、今はテレビよりもネットの方が最速で情報を得られる時代です。
テレビなんかなくてもネットでニュースを見ればいいのです。
また、ネットでニュースを見る利点として情報の取捨選択が出来るところにあります。
テレビのニュースって視聴者の意思に関係なく、テレビ側の好きな様にニュースを流していますよね。
例えば、「今日の天気が知りたい」、「電車の遅延情報が知りたい」、「あの事件の状況を知りたい」と思っていても、テレビだと見続けてその情報を待つしかありません。
ネットなら自分で知りたい情報を選ぶことが出来るので、スマートに情報を得ることが出来ますし、大きな時短に繋がります。
部屋のスペースが広くなる

僕の部屋は1kの六畳間なのですが、テレビを手放したことでかなり広くなりました。
テレビが捨てるとテレビ台が不要になり、更にコンセントも1つ空きます。
更にテレビへ繋いでいたテレビ線も不要となることで、今までテレビを主軸に置いていた部屋のレイアウトにも自由さが出ます。
テレビを捨てるだけでもお部屋が広く、そして自由に出来るのでお部屋の模様替えに困ったときはテレビを手放すのはおすすめです。
NHK受信料を払わなくてもいい
最近話題のNHKの受信料ですけども、テレビを持っていなければ払う必要はないです。
受信料って衛星契約なら月額2200円、地上波なら1200円程度、年間で考えると26000円、14000円も取られてしまいます。
これを大きい金額と捉えるか、小さい金額と捉えるかは人によりけりですが、ミニマリスト的には固定費は抑えておきたいところがありますが、ミニマリストの私にとっては大きい金額だと感じます。
テレビを捨てたことで不便になったこと
逆にテレビを手放したことで後悔するかもしれないこと、良くなかったこともあります。
個人的には大して気になることでは無いのですが、人によっては大きいことかもしれないです。
流行りのドラマやCM、芸能人に疎くなる
致命的なデメリットかもしれません。
友達や職場の人との話題でよくあがるのがテレビのネタです。
「昨日のあの番組見た?」とか「今あのドラマが面白いんだって!」とか。
テレビを見てないと中々この話題についていくことができません。
ネット配信されているドラマや番組もありますが、テレビと違って配信まで時間が掛かったりするので、その点は少々部が悪いです。
変人・狂人扱いされる
冒頭でも書きましたが、実際に僕は変人扱いされてしまいました。
僕から言わせると、日本人って生活の中でテレビに依存しすぎてるように感じますけどね。
テレビを生活必需品と思っている人からしたら、テレビを捨てるなんておかしいと思われてしまうのは当然の反応かもしれませんね。
人の価値観なんてその時代や環境によって大きく変化するものです。
テレビを手放してしまったからと言って、自分の価値観が変わっただけなので気にする必要はないです。
むしろ「まだテレビなんて見てるの?」と言い返してやりましょう。
テレビの代わりになるもの
テレビ無しの生活は寂しいに決まっていると思われる人がいるかもしれませんが、パソコンとネット環境されあれば十分テレビの代わりになりますよ。
youtubeでニュース映像を見ることも出来ますし、ドラマ、アニメ、映画が見たいというのであれば、動画配信サイトに登録すれば問題解決です。
有料の月額制ですが、好きな時にいつでも動画を楽しめるので、テレビよりも利便性は高いです。
個人的にはamazon プライムビデオがコスパ共に最強なのでおすすめですね。
テレビはいらないものだった

テレビを捨てることは大きな決断かもしれないです。
今まで必須家電だったものを手放して生活できるのか?と不安になるはずです。
不安な人はいきなり捨ててしまうのではなくて、テレビをしまってみましょう。
最初の1週間は日常が非日常となり、ソワソワして落ち着かないと思います。
自分の部屋なのに何か落ち着かない感じです。
でも1か月もすればその状況に慣れて、リラックスしていきます。
そうなってくると自分の部屋でしていた勉強や仕事に対して、今まで以上に効率良くこなせるはずです。
大丈夫です、案外テレビなんてなくても普通に生活できます。
あと一歩踏み出せない方にはこの名言をお送ります。
「まだテレビを見て消耗してるの?」